玉木優

玉木 優 - トロンボーン

 

世界各地を舞台に活動を続けるソロトロンボーン奏者。ソロリサイタルと協奏曲共演を軸に、オーケストラ、室内楽、教育、執筆、プロデュースなど多岐に展開。プロアルテムジケ(東京)、S.E.シャイアーズ社(ボストン)、willie's Custom Brass社(山梨)公式アーティスト。島根ふくたまフェスティバル音楽監督。現在デンマーク在住。

 

兵庫県芦屋市出身。兵庫県立西宮高校音楽科、京都市立芸術大学を経て単身渡米。ミシシッピ交響楽団首席奏者、ミシシッピ大学講師、ピッツバーグ/デュケイン大学大学院助手を務めたのち帰国。小澤征爾監督の東京のオペラの森、サイトウキネンオーケストラに参加。東京佼成ウインドオーケストラに在籍後、文化庁海外研修制度により渡欧。スイス・ベルン芸術大学を首席で修了後、南デンマークフィルハーモニー管弦楽団に入団。ラフォルジュルネ音楽祭(仏ナント)に出演。2018年1月、ソロ活動に専念するためにオーケストラを退職しソリストとして独立。以来大陸間を行き来しながら独自の活動を続けている。イアン・バウスフィールド、ピーター・サリヴァン、呉信一、山下浩生の各氏に師事。

 

近年のハイライトとしては、世界各地でのソロリサイタル、コンチェルト共演やマスタークラス出演、インターナショナル・トロンボーン・フェスティバルによるソロリサイタルの招待、ジョセフ・アレッシ(NYフィル首席)、イアン・バウスフィールド(ソリスト)、シュテファン・シュルツ(ベルリンフィル)、ピーター・サリヴァン(ピッツバーグ響首席)、コリン・ウィリアムズ(NYフィル副首席)、など世界第一線のトロンボーン奏者らとの共演などが挙げられる。また、ソロトロンボーンの音楽表現探究のため、サミュエル・アドラー、伊藤康英、挾間美帆、ジェフリー・ゴードン、関美奈子など、世界の名だたる作曲家へ新作委嘱を行っている。異分野コラボレーションにも積極的で、青山健一(画家/映像作家/舞台美術家)、入手杏奈(ダンサー)、荻堂桂輔(アルテシンポジオ・オーナーシェフ)、湯村洋(眞田貿易)などと共演。2020年のコロナ禍においては、オンラインイベントをいち早く企画主宰し、その模様はバンドジャーナル誌にレポートされた。

 

2021年-2022年シーズンは、3枚目となる新作アルバム「JAPONESQUE:邦人作曲家作品集」リリース、アメリカ:インターナショナル・トロンボーン・フェスティバルにてソロリサイタル、オオサカシオンウインドオーケストラ第138回定期演奏会コンチェルト出演、ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽学校、クリーブランド音楽院など、20公演以上に渡る全米ツアーなどを予定している。

 

日本人金管楽器奏者として初、国際音楽コンクール世界連盟加盟の2つのコンクールと、国内最大の2つのコンクールにて入賞。第26回日本管打楽器コンクール審査員7名満場一致での第一位、第6回チェジュ国際金管楽器コンクール(韓国)第二位ほか受賞多数。ソリストとして、日本センチュリー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、オオサカシオンウインドオーケストラ、東京佼成ウインドオーケストラ、スーパーストリングスコーベなどと共演。これまでに日本、アメリカ、スイス、デンマーク、韓国においてリサイタルを開催。2020年3月NHK FMリサイタル・パッシオ出演。

 

2018年には1stソロアルバム"Love and Chaos"を、翌2019年には2ndアルバム"Colors for Trombone"、続いて1stシングル"Game from An;G;El"をリリース。トロンボーンデュオ『たましみず』(第22回青山音楽賞バロックザール賞受賞)、トロンボーンアンサンブル『スライドジャパン』各メンバー。

 

教育の分野にも力を入れており、これまでに日本全国で講習会を展開。2014年よりプロ奏者育成のための「玉木優トロンボーンワークショップ」を定期的に開催。2014年にはイアン・バウスフィールド氏を特別講師として招聘、2016年には東京都主催により東京文化会館にて開催、2018年にはプロアルテムジケ主催「イアン・バウスフィールド/玉木優トロンボーンアカデミー」として開催された。バンドジャーナル誌面(音楽之友社)にて、2012年度ワンポイントレッスン(全12回)、2014年~2016年コラム“世界に挑戦!~ボーダーレスに夢を掴む”を連載(全30回)。