〜 Building Bridges with Music - 音楽で世界をつなぐ 〜
世界各地で活動を続けるソロ・トロンボーン奏者。ソロリサイタル、トロンボーン協奏曲との共演、マスタークラスの指導を三本柱に、室内楽、オーケストラ、教育、執筆、プロデュースなど幅広い分野で活動を展開。
兵庫県芦屋市出身。兵庫県立西宮高校音楽科、京都市立芸術大学を経て単身渡米。ミシシッピ交響楽団首席奏者、ミシシッピ大学講師、デュケイン大学大学院助手を務めた後、帰国。小澤征爾監督の東京のオペラの森、サイトウキネンオーケストラに参加。東京佼成ウインドオーケストラに在籍後、文化庁海外研修制度を通じて渡欧。スイス・ベルン芸術大学を首席で修了し、その後南デンマークフィルハーモニー管弦楽団に入団。
2018年、オーケストラ奏者としての15年間のキャリアを経て、ソリストに転身。これまでにヨーロッパ、北米、南米、アジアを中心に20ヵ国以上で活動を展開。現在、大阪芸術大学客員教授、米ボストンS.E.シャイアーズ社、浜松Glanz Trombone 公式アーティスト、島根ふくたまフェスティバル、静岡グランツトロンボーンフェスティバルの音楽監督、ふくたまトロンボーンカルテット主宰、アセンションカルテット、スライドジャパンのメンバー、国際トロンボーン協会国際コンクール常任委員長、インターナショナル・トロンボーン・フェスティバル諮問委員。これまでにイアン・バウスフィールド、ピーター・サリヴァン、呉信一、山下浩生の各氏に師事。現在デンマーク在住。
リサイタルツアーは日本の主要都市だけでなく、アメリカでも毎年開催しており、2021年以降はジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院、ニューイングランド音楽院など、60を超える名門音楽機関を巡った。協奏曲共演は、日本センチュリー響、日本フィル、東京シティフィル、東京ニューシティ管、大阪芸術大学主催ドリームウインド(日本のプロオケ首席奏者で構成)、アルゼンチン・サンタフェ響、ブラジル・バイア連邦大附属管、アメリカ合衆国軍楽隊“Pershing's Own”、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ、東京佼成ウインドオーケストラ、スーパーストリングスコーベ、Fountain City Brass Band(カンザスシティ)、ノーステキサス大学ウインドオーケストラなど。さらに、岡山シビックホールブラス、東京隆生、関西大学、精華女子高など、日本の吹奏楽団体とも共演。
インターナショナル・トロンボーン・フェスティバル(ITF)、フランスのラフォルジュルネ、アルゼンチンのトロンボナンザ、ブラジリアン・トロンボーン・フェスティバル(Festival da ABT)、日本トロンボーン協会、アメリカのサウスイースト・トロンボーン・シンポジウム(STS)、アメリカン・トロンボーン・ワークショップ(ATW)、韓国のコリアン・トロンボーン・シンポジウム、ブラジルのCivebra、メキシコのヴィエントス・デ・ラ・モンタニャ音楽祭など、国際的な音楽祭から招待され、ソロリサイタルや協奏曲を演奏した。
これまでに4枚のソロアルバム「Love and Chaos(2018)」「Colors for Trombone (2019)」「Bridges(2023)」「Gifts for Trombonists(2025)」をリリース。さらに、NHK FMやドイツ・バイエルン放送BRでも演奏が放送された。また、サミュエル・アドラー、伊藤康英、挾間美帆など、世界的な作曲家に新作を委嘱しており、ソロトロンボーンの音楽表現を探求し続けている。
日本人金管楽器奏者として初めて、国際音楽コンクール世界連盟加盟の2つのコンクールと、日本国内最大の2つのコンクールにて入賞。第26回日本管打楽器コンクールでは審査員7名満場一致での第1位、第6回チェジュ国際金管楽器コンクール(韓国)第2位、青山音楽賞バロックザール賞など、受賞歴多数。
世界の異なる地域での音楽経験を活かし、次世代の教育にも力を注いでいる。これまでに、世界各国でマスタークラスや講習会を開催。2014年からは、プロ奏者育成のためのトロンボーンワークショップを定期的に開催し、イアン・バウスフィールド氏を特別講師として招聘。2016年には東京都主催で東京文化会館にて、2018年にはプロアルテムジケおよび新宿区主催で「イアン・バウスフィールド/玉木優トロンボーンアカデミー」を開催した。2021年からはアメリカでの教育活動を再開し、スウェーデンのヨーテボリ大学、ブラジルのリオデジャネイロ大学、ブラジリア音楽院などでもマスタークラスを行った。バンドジャーナル誌(音楽之友社)には、2012年度のワンポイントレッスン(全12回)や、2014年~2016年のコラム「世界に挑戦!~ボーダーレスに夢を掴む」(全30回)を連載している。